いのちの証

Canon EOS 6D (24mm, f/8, 1/125 sec, ISO6400)

今朝ここを通ったときにはなかった、蝉の抜け殻。下はアスファルトだし、こいつがどこからここへやって来たのか、そして今どこにいるのかは知らない。だがこいつは確かに今日、ここにいた。その証拠がこれだ。

こいつらには報酬も休暇もない。こうして成虫となってからは、この暑い時期の一週間かそこらが最後の仕事である。だが蝉はそれを嘆くだろうか?  或いは周囲の生物を羨んだりするだろうか?

誰に教えられるでも、誰の助けを借りるでもなくこうして己の使命を粛々とこなしていく、その姿が清い。そして、今の俺にはそれがとても羨ましい。

小さな命、そこから学ぶものは多い。