万引き家族 – ネタバレなし俺的感想

ここ暫くのドタバタですっかり煮詰まったアタマとカラダを解すべく、是枝裕和監督話題の新作「万引き家族」を、予備知識ほぼゼロで観に行ってきた。平日の昼間とあってそんなに混んではいなかったが、周囲は殆どがお年寄りで自分が若く見えたほど。

最初の1時間ぐらいは頭上に「?」が3つぐらい並んだ状態で進行。だがそのいちばんの理由は「肝心なセリフがよく聞き取れない」ところから。こういうのって最近の邦画によくあるパターンで、自然ちゃ自然だが観ていて疲れる。そんな調子でつい眠気に襲われウツラウツラ  …

と、それが柄本明の「ある所作」あたり(ネタバレギリギリ!)から一転、先が見えてきてハッと目が覚めた。そしてそこからは「やっぱり!」と「なるほど~」な感じで急速に話が進み、感情移入も加速してきてハッピーエンドに期待し始めたところでFin。

テーマはともかく、ミステリー仕立てな構成が役者個々の魅力とマッチした結果がこの評価なんだろな、と思った。なんか宮部みゆきの小説にこういうのあったような気がするが、映画でなきゃ伝わらないところをがっちり押さえるとこうなる、という例だ。

ただ「いくら何でもそれはあり得ないでしょー!?」というところが幾つか目についたのと、あの曖昧な最後のショットが不満。特に後者についてはいろいろ意見もあるだろうが、俺はしっかりどちらかに振って欲しかった。なので点数つけるとすれば5段階の-1で4/5 = 80点かな。

# あ、ネタバレになっちゃったかも