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音を楽しむと書いてオンガクする

Falla “Danse rituelle du feu”

おなじみファリャの「火祭りの踊り」。以前ルービンシュタインのこれをTVだかビデオだかで見て以来、ピアノ曲という印象が強い(YouTubeにもあった)が元はバレエ「恋は魔術師」の中の1曲である。それを先週の「ららら」で見てヤル気になり、イッキに仕上げてみた。

Emmanuel Chabrier “Joyeuse Marche”

シャブリエの「楽しい行進曲」。オケ版は響きが重くてあまり好きになれなかったので、是非ともこの手でとの思いから。

しかしこの曲、強弱の指示がテキトーというかフィーリングというか病的というか、極めて独特(シャブリエの曲ってみんなこう)。着手したのは4年も前だがなかなか先に進めず、お蔵入り寸前だったのをこのGW中「今やらなきゃいつやるの」でイッキに仕上げた。

ところでこの曲、難易度はどの辺なんだろう? 結構高そうに見えるが。

 

暗いと不平を言うよりも、すすんで灯りをつけましょう

この言葉を、子供の頃にラジオで毎日耳にした。それが朝だったか夜だったか定かでないが、その度にとても清々しい気分になったのをよく覚えている。確かカトリック系の番組で、ベートーヴェンの「田園」から始まる5分かそこらの帯番組だったと思う。俺はクリスチャンではないが、以来この言葉はずっと胸の中にのこった。そんな事をふと思い出し、YouTubeで探してみたら見つかった。

番組名は「ルーテルアワー 心のともしび」。ところがその冒頭、神父の口から語られたのは「心に愛がなければ、どんなに美しい言葉も相手の胸に響かない」。「アレっ、これ!?」と思いながら最後まで聞いてみたが、ついに「暗いと不平 …」は聞けなかった。この番組も言葉もよく覚えているが、どうやらこれではない。するとあれは???

そこで更に調べてみたところ、それは「太陽のほほえみ」という上記「心のともしび」の姉妹番組だった。同じく5分の帯番組で、放送時間帯もほぼ同じ。このふたつが俺の記憶の中でゴッチャになっていたのだ。そしてこれもYouTubeにあったので聞いてみたが、軽快なテーマ曲が鳴り出すとあの頃の記憶が鮮明に蘇った。そして何十年ぶりかであの言葉を聞くことができ、胸のつかえもとれてホッとした。

さてその「太陽のほほえみ」はとうの昔に放送を終了していたが、なんと「心のともしび」はニッポン放送で今でも放送されているという(!)。早速聞いてみようかと思ったが、やはりこういうのはRadikoとかじゃダメだ。今度、非常袋の中から手回しラジオを取り出して、放送開始前にギリギリ巻いておくことにしよう。

# アー、でもベランダに出なきゃAM受信できないんだよなー …

これぞグランド・キャニオン!

ここでも書いたが、カンゼルとシンシナティ・ポップスの「大峡谷」は演奏も録音もイイ。CDで買ったのはずいぶん前だが、ひょんな事から先日これを出先で聴く事になった。すると同席していたある人がそのジャケットを手に「この CAUTION! DIGITAL THUNDERSTORMって?」と聞いてきた。そんな注意書きがあったとは俺自身知らなかったので、同じ組み合わせの「1812年」にあった「音溝の振幅が激しいから再生装置に気をつけろ」みたいなもんだろうと応えた。

ところがよくよくジャケットの裏を見ると、いちばん最後のトラックに「Cloudburst (with thunderstorm effects)」なる表記が。は?  何だこりゃ???  と思って聞いていたら、なんと終曲だけがもう1トラックあって、そこではサンダーシートでなく本物の雷鳴が使われているではないか!  知らなかったー!!  しかもこっちの方がずっと派手で面白いし!!!

Canon EOS 6D (90mm, f/11, 1/180 sec, ISO2000)

終曲「Cloudburst」はppで始まるがその時間が結構長い。なのでこれまでいつも俺は、その前で終わったものと思って再生を停止していたのである。ここがウリのCDなのに、アホとしか言いようがない。ジャケットよく読め > 己。

という訳でこれはオススメ … と言いたいところだがどうやらこれ、いまや中古でしか手に入らない模様。どこかで目にしたら躊躇なくお買い求めを。

# そのエリック・カンゼルも既に死んでるし