「Performances」カテゴリーアーカイブ

ピアニスト♪

Erik Satie “Je te veux”

おなじみサティの「おまえがほしい」。でも未成年者を遅くに呼び出してはいけません

駆け出しの頃に練習を兼ねて作ったままになっていたものを久々に聞いてみたら、ドイツ生まれのアメリカ人みたいなリズムでどうにも我慢ならず、やり直し。

そう言えば若い頃、なぜかサティがブームになってそのピアノ曲全集がバカ売れしたことがあった。そういう人のレコード棚にはキース・ジャレットの、これまた何枚組かのも並んでたなー。あれって、その後のヒーリングとかのハシリだったんだろか? いまだによくわからん。

Elgar “Pomp and Circumstance” Op.39

左とん平さんが先日、逝去された。その少し前に映画「オケ老人」で元気な姿を見たばかりだったので驚いたが、齢80歳とあっては天寿かと。葬儀屋だかのCM、アレどうなるのだろう?

と余計な心配はさておき、その映画「オケ老人」はツッコミどころ多々あれど、素直に笑えた。未見な向きもあると思うのでネタバレは書かないが、年寄ばかりのオーケストラの、初の演奏会のトリがこの「威風堂々」。オケ老人らにしては上手すぎたがそこは映画。元々好きな曲でもあったし、左とん平さんの追悼にとやってみた。

が、まいどエルガーには手を焼く。いつもの調子でやると重くなるばかりでリズムが粘らず弾まず、かと言って淡々とやってはただの行進曲。特にこの曲の場合「allargando」の指示があちこちに出てくるが、これを自然かつ効果的にというのが難しかった。

ちなみに「威風堂々」にはこの他に2番以降もあって、どれもエルガーらしさ満載の名曲揃いである。ご存じない方、試しにご一聴あれ。

Chaminade “Concertino” Op.107

ワタクシ的ご贔屓なセシル・シャミナード、その名を知ったのは、学生の頃にたまたま生で聴いたこの曲から。変にヒネクレていない和声・構成と、フランス人ならではの垢抜けた雰囲気とがマッチしていて忽ち気に入ったもんだった。なので実はこれも数年前にいちどチャレンジしたんだが、フルート音源とのレイテンシ(発声までのタイミング)がピアノと合わず中途で断念。

それが今回こんなのを目にして「ダメでもともと、まずは試してみようかしらん♪」と思って鳴らしてみたら、遅れもなく如何にもな音で感激!  いきおい、間違いだらけだった以前の伴奏を全部見直し、最後まで通してみたのがこれ。

まだまだとても「使いこなした」と言うには程遠いが、手応えは充分。今後にご期待を。

G.Faure “Souvenirs de Bayreuth”

フォーレ&メサジェによる4手連弾「バイロイトの思い出」。フォーレのピアノ曲全集に入っていたこれを初めて聴いた時は「ナンジャコリャ!?」と思ったが、途中からはもう大笑い。思い出とはよく言ったもので、要はバイロイトから帰ってすぐ「指輪」の聞き覚えで作った(のであろう)カドリーユである。ヒトラーがこれで踊る姿を見てみたいもんだ。これは「ワグナーが苦手」という人にこそオススメ。

ちなみに「Fantaisie en forme de quadrille」なる副題が付いているが、これでは幻想どころかパロディである。なんでこんなのを、よりによってあのガブリエル・フォーレが作ったのやら? 作品番号も付いてないし、出版されたのは死後だし、謎だ。