カテゴリー別アーカイブ: Performances

ピアニスト♪

Robert Schumann “Zigeunerleben”

新年明けましておめでとうございます。どうか本年もこの変なサイトを宜しくお願い申し上げます。

ということで、2017年いっぱつめはシューマンの「流浪の民」。

これがキッカケで着手したが、やはりオリジナルのピアノ伴奏だけではつまらないので、ピアノ独奏版を参考にあれこれ。これも歌詞載せときましょう。

橅の森の葉隠れに
宴寿(ほが)い賑わしや
松明明(あか)く照らしつつ
木の葉敷きて倨居(うつい)する

これぞ流浪の人の群れ
眼(まなこ)光り髪清ら
ニイルの水に浸されて
煌(きら)ら煌ら輝けり

燃ゆる火を囲みつつ
燃ゆる赤き炎 焚火
強く猛き男(おのこ)安らう
巡り男休らう
女立(おみな)ちて忙しく
酒を酌みて注し巡る

歌い騒ぐ其の中に
南の邦恋うるあり
厄難(なやみ)祓う祈言(ねぎごと)を
語り告ぐる嫗(おうな)あり

愛(めぐ)し乙女舞い出(いで)つ
松明明く照りわたる
管弦の響き賑わしく
連れ立ちて舞い遊ぶ

すでに歌い疲れてや
眠りを誘う夜の風
慣れし故郷を放たれて
夢に楽土求めたり
慣れし故郷を放たれて
夢に楽土求めたり

東の空白みては
夜の姿かき失せぬ
ねぐら離れて鳥鳴けば
何処(いずこ)行くか流浪の民
何処行くか流浪の民
何処行くか流浪の民
流浪の民

H.Berlioz “Adieu des bergers à la sainte famille”

ベルリオーズのオラトリオ「キリストの幼時」作品25より「羊飼いたちへの別れ」。例によってそのヴォーカル譜のピアノパート=カラオケ。ベルリオーズにはこんなのもあるんだ、的な佳曲。X’masシーズンにピッタリではないかと。

今回も歌詞を載せとこう。

Il s’en va loin de la terre
Où dans l’étable il vit le jour.
De son père et de sa mère
Qu’il reste le constant amour,
Qu’il grandisse,qu’il prospère
Et qu’il soit bon père à son tour.

Oncques si,chez l’idolâtre,
Il vient à sentir le malheur,
Fuyant la terre marâtre,
Chez nous qu’il revienne au bonheur.
Que la pauvreté du pâtre
Reste toujours chère à son cœur.

Cher enfant,Dieu te bénisse!
Dieu vous bénisse,heureux époux!
Que jamais de l’injustice
Vous ne puissiez sentir les coups.
Qu’un bon ange vous avertisse
Des dangers planant sur vous.

 

F.Delius “La Calinda”

フレデリック・ディーリアスの歌劇「Koanga」より「La calinda」。

Boosey&Hawkesのピアノ独奏版を使って仕上げたのが3年前。だが今イチ原曲のキラキラ感が薄いので「これはそのうちオケ譜を参考に手ぇ入れようかな」と思ったが、そのおネダンに目眩がしてそのままになっていた。

それが最近、実はこれ同じくディーリアスの「フロリダ組曲」というのが原曲なのを知った。そして有難いことにその総譜が手に入ったのでざっと見たところ、ほぼそのまま♪ ごっつぁんです、とばかりにオブリガートを足したのがこれ。

H.Berlioz “Rákóczi March” from “La Damnation de Faust”

ベルリオーズの劇的物語「ファウストの劫罰」よりいわゆる「ラコッツィ行進曲」。初めてこれを生オケで聴いた時は、打楽器のカッコよさに鳥肌が立った。そんな雰囲気をどうにか醸し出せるところまで来たかな、と思ったので公開。

ベルリオーズ自身「行進曲」と名付けているが、これは単純なマーチではない。軍隊の行進と、それを見つめる者の心象を綴った描写音楽とでも言うべき。ともするとその響きの派手さばかりに目がいきがちだが、実は細かいテンポの揺らしこそが大事なんだというのを痛感。

H.Berlioz “Te Deum”

せっかくの三連休も、この悪天候で出るに出られず。おかげで持ち帰った仕事も終わったし、ここでひさびさのニセピアニスト登場! 曲はベルリオーズの「テ・デウム」より一曲目。大オケ+合唱+独唱+オルガンというベルリオーズならではのそれのヴォーカル譜(のピアノ)なので、いわば練習用のカラオケ。好きな曲なもんで、作りながら歌えて楽しかった。折角だから歌詞載せとこう。

Te Deum laudamus (Hymne)

Te Deum laudamus; te Dominum confitemur,
Te veneratur omnis terra,
Te, aeternum Patrem, omnis terra veneratur.

むかーし、出たばかりのバレンボイムとパリ管のそれをFMで聞き、そのスピード感にやられてソク買いに走った。一昨年だかN響でこれをやった時、聴きに行かなかったのをいまだに後悔している。