Roussel “Le Festin de l’araignée” complete

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 アルベール・ルーセル(1869-1937/France)のバレエ「蜘蛛の饗宴」の、作曲者自身によるピアノ独奏版全曲。ためしに冒頭とワルツだけでも、と思って始めたら結局全部やってしまった。そんな経緯で、バラバラに作ってきた4つのシーケンス(↓方面参照)を結合し、細部に手を入れたもの。トータル28分(笑)。

最後までモチベーションが保てたのは、何よりこの作品の魅力。原曲のオーケストレーションには印象主義がどうの影響がこうのとよく言われるが、これにはそんなの微塵も感じられない(でしょ?)。

ただこうして全曲を眺めてみると、最後の方に少々手抜き感アリ。ひょっとして前半に凝りすぎ、ルーセルさん時間切れになったのではないだろか? 改訂の依頼もなく、小遣い稼ぎに耳あたりのいいところだけを切り取って繋いだのがあの演奏会用組曲と、恐らくそんなとこだろう。もったいない話だわ。

今回の苦労が、ルーセル再評価のきっかけになってくれればと願ってやまない。

# きゃーカッコいー♪

Roussel “Le Festin de l’araignée” #4

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 ルーセルのバレエ「蜘蛛の饗宴」より第2部後半。哀れ蜉蝣の最期と葬儀、そして辺りにはいつもの闇と静寂が訪れる ・・・ 嗚呼っ、なんてせつないバレエなんでしょう。

これでどうにか全曲拾い終わったが、組曲版でごっそりカットされたのが殆どジャズなとこばかりというのがよーくわかった。これらはピアノの方がずっといい。オケでやったらガーシュインみたいだ。

あーでもまだまだ譜読みのミスがありそう。不協和音だらけでチェックが大変なんだわ。

Roussel “Le Festin de l’araignée” #2

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ルーセルのバレエ「蜘蛛の饗宴」全曲より「蝶の踊り」から第一部の終わりまで。このうち「蝶の踊り」に続く残り2/3は、演奏会用組曲でごっそり割愛された部分。だが実は、ここにこそルーセルの才気が満ち溢れている。ルーセルをドビュッシーの亜流とか「ヌルい作曲家」とか思っている人にこそ聴いて欲しい。きっと目からウロコが落ちる筈。

ようやくここまでで前半終了 ・・・

Roussel “Le Festin de l’araignée” #1

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アルベール・ルーセルのバレエ「蜘蛛の饗宴」全曲、第一部より前奏曲から蟻の入場まで。

この原曲からルーセル自身によって作られた演奏会用組曲はごくたまーに演奏されるが、バレエの方は見たことがない。スコアの冒頭には「BALLET – PANTOMIME」とあるのでいわゆるグランドバレエではなく、歌のないオペラみたいな構成だったのだろう。「Première Représentation au theatre des Arts a Paris en avril 1913」ってことは、パリでの初演から今がちょうど100年だ(!)。

さてそのピアノ譜、全曲版なので実に50頁超、演奏時間は30分近い。今回はそのうち、組曲の1曲目と2曲目にあたる部分まで。まだ全体の1/3にも満たない。完成は果たしていつの事になりますやら。