被災地を訪ねて (2)

出発は2月10日、被災地訪問は翌日と決まった。だがこの1日しかないので、東北沿岸400kmをくまなく見て歩く時間などない。そこで今回は陸前高田市を目的地と決めた。今回最も被害が大きかったと言われるところで、TVでレポーターが「町がひとつ、そっくりなくなってしまいました」と表現した、あそこである。

宿もここでと最初は考え、調べてみたが、いかんせん「ない」。気仙沼も無理とわかり、最終的には一ノ関と決まった。ここまで新幹線で移動し一泊、翌日大船渡線で気仙沼へ移動。そこからレンタカーか何かで陸前高田に向かい、そこで昼食後に大船渡まで移動し一ノ関に戻る 、ぐらいの大雑把なプランでの見切り発車である。

そしていよいよ3代4名の御一行は2月10日夕刻、寒風吹きすさぶ一ノ関に到着した。なお以後、面倒なので俺以外の面々の行動と心象風景とは割愛させて頂くのでご容赦を。

(続く)

被災地を訪ねて (1)

3.11以来、事あるごとに「被災地のボランティアに参加したい」と口にしてきた奴が身近にいる。実は俺の母親なんだが、まだ足腰共に丈夫で、長いこと民生委員やら介護ボランティアやらをしてきただけにその気持ちは良くわかった。が、いかんせんこの女も八十路。頼むからそれだけは自重してくれと言ってきた。

だがその一方で義援金とか支援物資とかだけでなく、何かもっと踏み込んだ支援ができないもんだろか、と俺自身も常々思っていた。行かなきゃわからんところもあるだろうし、さりとて半端な気持ちで出掛けて行ったら迷惑になるだけだろうし、そもそもカネないし ・・・ とか色々考えているうちに年が明けた。

そんな1月のある日、気仙沼に「復興・再建屋台村」なる一角ができたと聞き、俺は遂にこう確信した。

「被災地への観光は、それだけでも立派な支援だ!」

被災地に赴き、地元のメシを食い地元の酒を飲み土産のひとつも買って帰る ・・・ 被災地が被災地と呼ばれる前と同じように。恐らく3月になればまた1周年とかで報道陣が殺到するだろうし、その前に被災地の「今」をこの目で見る。厳しい寒さもそのひとつだ。そうと決まればあとは実行のみ。こうして息子とオッカサンとその妹を誘い込み、3代4名での被災地見学ツアーが決定した。

(続く)

iPadでストリートビュー

実はiPadでもストリートビューを見る事ができると知った。ピンを立て、吹き出しの左にある人型アイコンをクリすれば良いのだ(知らなかったの俺だけだったりして)。それも驚いたことに、PCよりずっと滑らか且つ軽快に動くのだ。画像データを引っ張ってくる速度に違いはないし、処理性能にしたってiPadが特に優れているという事はない筈。ではなぜiPadの方がサクサク動くのか?

恐らくそれはHD(ハードディスク)がPCにはありiPadにはないから、だろう。いまなお高速化と大容量化を続けるHDではあるが、その構造上応答速度には限界が、それも非常に低いところにある。恐らく今後は速度と信頼性を求められる部分では半導体ディスクがHDにとって替り、HDは容量のみが重視される部分で生き残るという関係になるだろう。ノートPCとタブレットの境界線もだんだん曖昧になってきているし。

その昔、FD一枚でエディタやらコンパイラやらを動かしていた時代からは隔世の感あり。近い将来、粗大ゴミとなったHDが山積みされる光景を想像するとゾッとしますな・・・

 

Tirez sur le pianiste de faux!