高尾山トリックアート美術館

オフクロが遊びに来たので、どこか珍しいとこへ連れてってやろうかと思ったが生憎の雨。美術館とか博物館のタグイはあまり近くにないし、どうすべえと考えていてふと思い出したのがここ。息子の賛同も得られたので3人で行くことにした。

結論から申しましょう。ここ面白いわ! 館内は様々なトリックアートが目白押しだが、中でもオススメは「揺れる街並」。前にTVで見た時にはさほど感じなかったが、ホンモノを見ると思わず「ええー!?」と声が出る。騙されたと思って、騙されに行ってみては如何?

なお最寄り駅が「高尾山口」というぐらいなもので、近くにファミレスとかコンビニとかがない。オープンカフェも飲み物しかないのでご注意を。

シェーンベルク 「月に憑かれたピエロ」

この曲の場合、若い頃に聴いたピラルツィク(注1)の印象が強すぎ、以後どれを聴いても肝心の♀♪がただの音痴にしか聞こえなくて困っていた。断言するが「シュプレヒシュティンメ=調子ハズレな棒読み」ではない。これを「語る様に唄う」と訳すのであれば、やはり抑揚、メリハリがなきゃダメである。その点、たまたま店頭で目にして購入したこのシノーポリ/カステラーニ盤は合格。充分に気味悪くて怖い。

ただ惜しむらくは肝心のそれがアンサンブルに埋もれ気味な点で、残響が多めな録音も△。ただの室内楽でないこういう曲に必要なのはバランスではなく、唾が飛んで来そうなほどの「近さ」なのだ。

願わくばこういうのこそ各パート別々に録音して、サラウンドで出してくれないもんだろか? 声をセンタースピーカに固定、弦はピアノの前で左右に振り分け、木管はリヤからとか。う~ん聴いてみたい。

ま、そういうのが出るまではこれがイチオシでしょう。

注1: 現在でも輸入盤で入手可能だが音質が悪すぎてもはやオススメとは言えず

バッハ=ブゾーニ 「シャコンヌ」

大学の頃、後輩が「これいいすよ」と持って来たのがラザール・ベルマンのアンコール集みたいなLP。いろんな曲が入っていたが、出色だったのがシャコンヌ。

それまでピアノでのバッハは敬遠していたが、これは聴き進むうちに体がノッてきた。そして完全にハマり、こればかり幾度も繰り返し聴いた。今でもそうだが、頭の中では原曲が同時進行で流れていて、そのVn一本では足りない、弱い部分が補完される。以来、原曲よりも聴く機会が多い。

その後何種類もの演奏を聴いたが、どれもそれなりに良かった。そんな中で、いま手元に残っているのはピーター・レーゼルのCD。バッハ=ブゾーニばかりを集めた1枚で全体的にアッサリ気味な演奏だが、こういう19世紀的キワモノはこれぐらいが丁度いい。

フェムトセル AP-SR2

この1年間自宅にて、ソフトバンク携帯に

・ 通話が突然切れる
・ ノイズだらけで聞き取れなくなる
・ こちらの声が届かない or その逆

などなど、あるまじきトラブルが頻発していた。2台あるどっちもなので、個体の問題ではない。

そもそもここは以前から電界強度不足( = 圏外ギリギリ)だったので、ベランダにホームアンテナを設置して貰っていた。ところがこれを昨年早々「電波状況が改善された」という理由で、一方的に撤去されてしまった。

以後ずっとこの有様で参っていたが、近隣の基地局増設のおしらせが頻繁に入ってくるのでもうちょっとの辛抱かな、と思って我慢していた。が、もう限界。再度ホームアンテナを、と依頼したところ無料で設置されたのがこれ。

以前のホームアンテナが「通電さえしとけばOK」だったのに対し、こいつはインターネットへの常時接続が前提で、IPアドレスもひとつ消費する。つまりWANもしくはLANに障害が発生するとこいつも共倒れである。

ま、そこさえ注意していれば問題はない。お陰で安心して通話できる様になった。メデタシメデタシ ・・・ なんだが、う~ん ・・・

何か今ひとつスッキリしない。ソフトバンク携帯がインターネット(ウチの場合auひかり/biglobe)経由で通話状態にあるというのが。常時接続の有効利用という見方もできるが、それならskypeとかで充分じゃないの? タダだし、という気も。

4Gの足音も聞こえてくる今、果たしてこいつとのお付き合いはいつまでになるやら。

コダーイ ガランタ舞曲

ある日のこと、通りを歩いていてたまたま耳にしたクラクションの音がシンコペーションしていた。これがなぜか耳に残り、そのうち旋律を伴って頭の中でワンワン鳴り出した。それがここ数年聴いていなかったこの曲。こうなるともうダメ。CDとかで聴くまで止まらないのだ俺の場合。

取引先に到着しても、頭の中はハンガリー状態で打ち合わせなんぞ上の空。早々に切り上げて帰路についたが、どこかでCDを買っても聴く術がないし、自宅までは1時間以上かかる。「こうなった以上、あれしかないな」と観念して向かったのは楽器屋、目指すはこの曲のスコアである。果たしてそれはすぐに見つかり購入。約4千円の出費でコダーイ(笑)。あんたもちっと早く生まれてろや!

すぐさま喫茶店に駆け込み頁を開き、200小節付近までジャンプ。あーこれだこれだと胸をなでおろし、鼻歌口笛手足でリズム。周囲に客が何人かいたがお構いなし。と、そこである事に気づき「ええっ!?」と叫んでしまった。なんとこの曲、トロンボーンがないのだ! これまで幾度も聴いてきたが、全然気づかなかった。てか、この時代の作品であれば当然3本でブカブカやってるものだと思っていた。もしこれにトロンボーンがあったら、オーケストラの定番レパートリーとしてもっと人気曲になっていたかも。

一体なぜ? 誰か理由を知っている人がいたら教えて頂きたく候。

Tirez sur le pianiste de faux!