Hommage à Claude Debussy (under construction)

Claude Achille Debussy (1862-1918)

クラシックが好みというと「好きな作曲家は?」と、よく聞かれる。そんな時は躊躇なく「クロード・アシル・ドビュッシー」と答えている。

その作品全てが○とは思っていないが、俺好みの曲に対する特別な思い入れ、そこへ更に踏み込むべく音にしてみたのが以下。

2つのアラベスク

第2番、5ページ目のいちばん下の段の2小節目の右手3拍目の裏。これが原版(全音のとか)だとAなんだが、春秋社の「ドビュッシー集1」ではこれがFになっていて、欄外に「イ音は誤りであろう」との注釈がある。左手がその前後で上下のFを弾いているし、確かにこの方が自然だ。なのでここではFを鳴らした。

牧神の午後への前奏曲(ラヴェル編による4手版)

俺は17歳の夏、この曲で音楽の「ドラマ性」というものに開眼した。あの衝撃、感動は生涯忘れない … というナルな部分はさておき、今回のこれはラヴェルによる4手連弾。実はこの曲にはドビュッシー自身による2台ピアノ版が存在するんだが、このラヴェルの方がずっと技巧的かつ色彩鮮やか。どちらも演奏会で耳にする機会は少ない(と思う)が、ピアノによる「牧神」もまたいい。

ピアノのために

世のピアニストは大きく2つに分類できる。一方はこの曲が好きでよく採り上げるピアニスト、そしてもう一方はこの曲を滅多にもしくは全く弾かないピアニスト、である。これをミスタッチゼロで最後までというのは至難だろう。それぐらい難曲だと思うが、テクだけで済む曲ではない。

そして聴く立場からするとこの曲、聴いていて「スカッとして気持ちいい」という人と「大味で好かん」という人の、これまた2つに大別されると思う。俺は最初後者だったが、幾度か生で聴くにつれ隠れていたその「らしさ」がだんだんと見えてきてハマったクチ。

小組曲

大学の頃にビュッセル編曲のオケ版を演ったが、オリ番も含めすべての団員が「この曲、好き!」と言った。だが特に日頃こういうお洒落なのに慣れていない木管連中は、かなり苦労した筈。実際ベートーヴェンのノリなのとブラスなノリなのが交錯して、最初は響きが奇怪キテレツだった。弦からしても、もう一度演ってみたい曲のひとつ。

スコットランド風行進曲

これ、オケ版を初めて聴いた日以来大好きな曲なんだが、この連弾版も含め生で聴いた事がない。大学の頃「次の定演でぜひこれを」と主張したが、賛同ゼロで却下(涙)。あの時の悔しい思いを音にしたのがこれ。

ベルガマスク組曲

まず俺的には、郷里のローカル局のニュース番組の開始に「パスピエ@MOOG@TOMITA」が使われたところから。むろんそれを購入、以後ドビュッシーにハマったんだが、なぜか「Clair de Lune」だけは好きになれなかった。その後原曲とかオケ編とかさんざ聴いたが、いまだ変わらず。いい曲なのは確かなんだが、どうもこれだけが俺の嗜好と合わない。なんでかな?

 

Tirez sur le pianiste de faux!