Responder in paradise[2] 参ったなこれは

ありがたい事に、仕事でresponderな日々がずっと続いている。その間にバージョンは2.0.5に上がり「いよいよこれは勝ち組一番乗りかな!?」と思ってきたが、事はそう簡単ではなくて結構苦労している。以下は最新responderに対する注意報的備忘録。

1. responder.APIはメインスレッドでしか動作しない

API.run()から戻って来ないのでこれをサブスレッドへ、とした瞬間にみなこれを理解する。むろんそれなりに作ればいいんだが、この敷居は高いんでは?

2. staticなコンテンツの変更でexception

恐らくstaticフォルダ以下をキャッシュしてるんだろが、編集中の.jsとか画像とかでこれが頻発する。そりゃ最終的にはそれで○なんだろが、開発途上でのこれはイラつく。

3. watchdogのイベントを奪うな!

たぶん上記2との兼ね合いなんだろが、最新のそれではwatchdogのon_modifiedが動かない。

今回、上記3が致命的でバージョンを1.3.2まで戻す事になった。最新のそれを安心して使えるようになるのは、当分先になりそう。

じわり「いだてん」ロス

いろんな意味で型破りだった今年の大河。その回ごとのタイトルにはいつもクスリとさせられてきたが、最終回で「時間よ止まれ」って? そう来たか! ハマったね見事に。

「アジア初の五輪の閉会式がドンチャン騒ぎになって寧ろ世界中から称賛された」という話は知っていたが、そこには作る側の「ここは絶対に外せない」という思いがダイレクトに伝わってきた。ああいう「充足感と喪失感とがないまぜとなった幸福な虚脱状態」が世界中に伝播した大会、それが1964TOKYOだったんだなと。

むろん時間は止まりなどしない。その意味を改めて考えさせてくれたこのドラマ、毎週末が楽しみで仕方なかったこの一年だった。今は暫くその余韻を楽しんでいたい。

Pacific231をこの手で走らす

数日前のこと、全音からポケットスコアでオネゲルの「パシフィック231」が出ているのを知り、直ちに購入した。それをいつもの如く帰宅途中の車内で読んでいて、ふと手が止まったのは「スコア制作ノート」頁の「作曲者が編曲した4手ピアノ版を資料として比較検討 …」なる記述を目にした時。慌てて調べてみると、確かにそれは仏サラベール社から出版されていた。

「それを早く言えー!」

と心の中で叫び、すぐさま注文したのが今日届いた。

Apple iPad Air 2 (3.3mm, f/2.4, 1/1087 sec, ISO25)

そこでさっそく音拾いを始めてみたんだが、これがまあ最初から最後まで「臨時記号で不協和音」のオンパレード! てか、臨時記号のついてない音符のほうが少ない。譜読みに骨を折りそうなのは覚悟していたが、今度ばかりは予想を遥かに超えていた。恐らくプロのピアニストでも、これはさすがに「初見一発でカンペキ!」とはいかないだろう。

ただ音符の数はさほどでもなく、緩急強弱の指示も最低限で恰も「骨格標本」な感じでこれは肉付けが楽しみだ!  が、それは当分先になりそうですな。さしずめ今は「発車前の点検中」といったところ。まずはこの金属的不協和音を全部掌中に収めなければ ….

追記(11/10): これまで不協和音が効果的に使われる曲は幾つもやったが、それらにはいずれも何らか規則性があり、それを掴むとこっちのものだった。が、この曲にはそれがない。恰も主旋律(や対旋律)との間で協和音とならないよう、徹底的に背後の音を散らしている感じ。これらはもはや「伴奏」ではなくただの、いや「計算された」効果音である。やはりオネゲル、只者ではない。