Nessun dorma!

この有様につき、歯磨きして寝ることにした。そこで子守唄がわりに最近録画したまま未見なのをと、少し前の「N響定期ぜんぶショスタコ」で床についた。そのまま、いい気分でウトウト …

と、暫くしてハッと目が覚めた。曲目はチェロ協奏曲の2番。「ここ、これは只者でない! どこの誰が弾いとんじゃい?」と布団から這い出し、TVの前で立ったまま最後まで聴いてしまった。そしてリアル拍手! これを生で聴けた人たちが心底羨ましくなった、

この曲、エイゼンシュタインの「十月」の音あり版で知りハマり、初演時の動画も入手した。なもので、どうしてもロストロポーヴィチのそれがスタンダードになってしまっていて、その他がずっと受け入れられずにいたんだがその呪縛はいま解かれたー!

と、興奮してばかりでは明日に響くので再度寝るが、このアリサ某なる女流チェリストの活動を暫く追ってみよう(≠ストーカー)かと思っている。

Eテレでホームステイ庄司紗矢香

変なタイトルだが、Eテレで久々に庄司紗矢香を堪能。それも演目はサロネンの指揮でシベリウス(!)。それはそれはさすがなパフォーマンス!

思えば「この娘こそが明日の日本を背負って立つであろう、世界に誇る逸材だ!」と勝手に絶賛したのがずいぶん前のこと。当時から既にオッカナイ顔してサイコーな音を奏でていたが、その顔が更にオッカなくなっていた。

そこでプロフィールを確認してびっくり! あの庄司紗矢香も、いまや既にアラフォーなのね … 衣装も以前より地味めだし。「これであの阿修羅顔が今後更にオッカナくなったら、いよいよマジで怖いなー」と、不謹慎ながら思ってしまいましたワタシ。

だがそれは「美人奏者揃いなオケをバックに」という、不幸な組み合わせもあってのことかも。 評論家は誰も口にしないがフィルハーモニア管弦楽団は、この点に限って長いことずっと世界一なのである(注:俺的に)。特に今回はファゴットの都会的お姉さまの存在感が気になって、そっちばかり見ていたり(笑) ← アホ。

いったい何を書きたかったんだか自分でもよくわからなくなってきたが、要はこういう「楽しい演奏会」で少し元気出たかなと、そこ。

ネトレプコの「アドリアーナ・ルクヴルール」

俺的にフランス人作曲家チレアの歌劇は初だが、WOWOWでMETでネトレプコときて即座に録画予約したのを今日、ようやく鑑賞した。いやはや、毎度のこととはいえMETのネトレプコ、凄いなと。

アンナ・ネトレプコという名のロシア産大型ソプラノがブレイクして20年以上にもなるが、これを観てもわかるように、まさに五十路を目前にして未だ衰え知らず。しかもその「なりきり」ぶりがここでもハンパない。他の役者らが気の毒になるぐらい、その存在感が卓越している。クライマックスで主役が絶命という歌劇は多いが、この勢いでやられたら観客みな「ネトレプコの死」を思ったに違いない。

まさか「アンナ・ネトレプコ」という悲劇がMETの演目に載る日が来たりして?

… 想像するだに怖い。