じわり「いだてん」ロス

いろんな意味で型破りだった今年の大河。その回ごとのタイトルにはいつもクスリとさせられてきたが、最終回で「時間よ止まれ」って? そう来たか! ハマったね見事に。

「アジア初の五輪の閉会式がドンチャン騒ぎになって寧ろ世界中から称賛された」という話は知っていたが、そこには作る側の「ここは絶対に外せない」という思いがダイレクトに伝わってきた。ああいう「充足感と喪失感とがないまぜとなった幸福な虚脱状態」が世界中に伝播した大会、それが1964TOKYOだったんだなと。

むろん時間は止まりなどしない。その意味を改めて考えさせてくれたこのドラマ、毎週末が楽しみで仕方なかったこの一年だった。今は暫くその余韻を楽しんでいたい。