ネトレプコの「アドリアーナ・ルクヴルール」

俺的にフランス人作曲家チレアの歌劇は初だが、WOWOWでMETでネトレプコときて即座に録画予約したのを今日、ようやく鑑賞した。いやはや、毎度のこととはいえMETのネトレプコ、凄いなと。

アンナ・ネトレプコという名のロシア産大型ソプラノがブレイクして20年以上にもなるが、これを観てもわかるように、まさに五十路を目前にして未だ衰え知らず。しかもその「なりきり」ぶりがここでもハンパない。他の役者らが気の毒になるぐらい、その存在感が卓越している。クライマックスで主役が絶命という歌劇は多いが、この勢いでやられたら観客みな「ネトレプコの死」を思ったに違いない。

まさか「アンナ・ネトレプコ」という悲劇がMETの演目に載る日が来たりして?

… 想像するだに怖い。